鍵屋に期待すること

鍵屋に期待することについて書かせて頂きます。
何と言っても、鍵のトラブル防止の意味で、泥棒などにやられないような良い鍵を作って欲しいということです。
電子機器に暗証番号を入力して操作するよりも、一人ひとりの違いが明確な指紋で操作する方がより確実で安全なのと同じように、鍵にも一人ひとりの鍵ができたらどんなに良いだろうと思います。
世界に一つしかないものと言えば大げさに聞こえるかもしれませんが、そんな豪華な鍵ができたら素晴らしいと言ます。
また、ガラス扉の鍵ですが、これもなかなか開けられないタフな鍵ができると良いと思います。
今は、泥棒の方も名人がそれなりに研究しているので、彼らに負けないくらいの強力な鍵を作って欲しいと思います。
そのためには、鍵も毎日のように多彩な新たな鍵を作っていくことが望ましいと言えるかもしれません。
つまり、鍵の形に終わりがないと言うか、限界がないと言うか、鍵屋さんには常に開発していろんな鍵の形に挑戦して欲しいと思います。
その意味では、鍵屋はやりがいのある仕事であり、公務員のような決められた仕事とは違って、人のためになる、人に喜ばれるような鍵を作ることに没頭してくれる素敵な職人さんになって頂きたいというのが私の永遠の願いです。
自分でアイデアを生かして独自のものができあがれば、それは素晴らしい芸術作品にもなります。
今までは、鍵はあまり作品と言えるほど注目されていませんでしたが、防犯上のことを考えるとますます、鍵の重要性が増してくることが考えられます。
また、日本だけでなくて世界共通の関心事として鍵の創作がもっと注目されていっても良いのではないでしょうか。
そんな期待を込めて、21世紀の鍵は電子の鍵になろうとしているのかもしれません。
人の手だけでは限界があれば、電子の力を借りてできあがりのシミュレーションをしながら、より多くの鍵を作っていくということが実現出来ればすごいことだと思います。